
2025年9月10日から9月12日にかけて、「セミコン台湾2025 学生交流プログラム」が実施され、熊本県内の大学院生、大学生、高専生、技大生の計12名および同行教員3名が参加し、台湾の台北市・新竹市を訪問しました。本プログラムは、熊本県、くまもと半導体グリーンイノベーション協議会(KSGI)、および熊本県起業誘致連絡協議会が事業主体となって企画しました。
【参考記事】 「セミコン台湾2025 学生交流プログラム」事前説明会を実施しました – KSGI(くまもと半導体グリーンイノベーション協議会)公式サイト|持続可能な成長を支援
【行程概要】
9月10日 台湾平田機工訪問
9月11日 新竹サイエンスパーク見学、陽明交通大学訪問、TSMCミュージアム見学、台湾学生との交流会(陽明交通大学・台北科技大学)
9月11日 セミコン台湾視察
台湾平田機工は、あらゆる産業分野の生産設備を国内外へ提供している平田機工株式会社の現地工場で、生産ラインの視察や製品の概要について説明を受けました。台湾学生との交流会では、日本・台湾の学生が、互いに専攻内容や取り組み等についてプレゼンし、その後ディスカッションを行うなど、交流を深めました。また、アジア最大級の半導体展示会である「セミコン台湾2025」では、最先端の技術や台湾の企業の展示を視察し、半導体産業に関する知見を深めました。
本プログラムを通じて、参加した学生からは以下のような感想・コメントをいただきました。
- 3日間では時間が足りないほど充実したカリキュラム。学生交流では、半導体に関する専門的な内容について説明を受け、非常に高度な研究が行われていることが分かった。専門的な内容についても、交流会ではしっかりと議論することができた。
- サイエンスパークの規格外のスケールの大きさには圧倒された。また、陽明交通大学の広大なキャンパスと整った教育施設を見て、ここなら勉強に集中できそうだと感じた。
- 台湾平田機工、TSMCミュージアム、セミコン台湾の見学を通じて、各企業の取り組みを理解することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。






